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読書感想文・海外転職を考える人に希望を与える書!

 『普通のサラリーマンのためのグローバル転職ガイド』を読みました。海外の仕事に転職するために役立つ情報が豊富ですし、具体例が多いので、イメージがしやすいです。特に面白かった点を取り上げてみたいと思います。

  • 海外での仕事にもローカルとグローバルの仕事がある。
  • やっぱり英語
  • 選択肢を増やす、視野を広げる

 では、いってみましょう。

海外での仕事にもローカルとグローバルの仕事がある。

 企業の仕事には、現地の仕事を管轄する「ローカル」。地域本社の指揮をとる「リージョナルジョブ」。本社で全世界の指揮を執る「グローバルジョブ」。の3つがあるとしています。そして世界中どこで仕事をしていようと、業務の内容が現地の仕事を管轄するものであれば、それはローカルの仕事であり、グローバルの仕事ではないとのこと。海外で仕事をすればグローバルだ!と思っていましたから、これはもう、完全に目から鱗でした。海外で働きたい。という漠然とした思いを持っていましたが、この点に立ち返ってもう一度キャリア形成のイメージを考えなおそうと思います。もちろん、ずっと国内で働いているよりも、海外に出たほうがリージョナルジョブに近づける可能性も高いとのことですから、海外のローカルでは意味が無い。ということでもありません。

やっぱり英語

 これはもう聞き飽き体験もかもしれませんが、それでもやっぱり、海外で働くのであれば英語は不可欠。とのこと。アジアの国では英語の割合がそれほどでもないこともあるようですが、それでも仕事の広がりを考えると、英語を習得しておけば、活躍の機会は格段に広がるでしょう。また、驚いたデータに、海外ビジネスに興味を持っている企業約1万社弱のうち、51%程度がすでに海外に子会社なり、関連会社をもっているとのこと。この点からも、日本で働いていながらも、英語を必要とする機会は増えていくことは間違いないといえます。

選択肢を増やす、視野を広げる

 著者が冒頭に書いているように、海外転職を考えるということは選択肢を増やすこと、視野を広げることにつながります。日本で生まれ育っただけでは絶対に気がつけないことに気がつけるチャンスも、海外に出て行くことで生まれるでしょう。改めて、海外転職への思いを強くさせてくれる一冊でした!