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子どもがいるから、自由に生きる。

キャリア形成について、こんな話を聞きました。

 自分のキャリアをどのように積み上げていくのか?これについては最近、転職を決めたこともあり、特に悩んでいる内容です。そんな背景もあり、先日、キャリア形成に関するセミナーに参加してきました。こちらの内容については非公開とのことでしたので、日時や講演者名などは一切明かさない形で、ポイントを書き留めていきたいと思います。

■そもそも、なぜキャリア形成について考えることが大事か?

・定年が伸び、われわれはあと40年以上の人生を働いて過ごすことになる。→同じ会社で働き続けることは、現実的ではない。自分なりの働き方を考えなければならない。

・好きなことが見つかっていると、人生を有利に進めることができる。→できれば、35歳までにみつけたい。

・キャリア形成によって、「自分の人生をコントロール出来る状態」にもっていくことが一つのゴール。

■好きなことを見つける方法

・激務の組織では、好きな事が見つかる確率が高い。激務で高給、社会的地位もあるという状態で、それでも心が満たされないと「本当にやりたいことをみつけなければ!」という意識が強くなるから。

・好きなことを見つける!ということを意識し、努力をしよう。自然にみつかると思わない。

・自分のキャリア、どんなことをやりたいか、意識的に人と話をしてみよう。

■仕事への取り組み方

・コンフォートゾーンにとどまらない。→慣れた仕事に満足しない。苦手なことにも挑戦する。

・その仕事を「左手でできると思ったらやめろ。」

・仕事に慣れるのは大体3年。だから3年で辞めると決めてしまう。3年後、改めてここで続けたいのか?考える。

・別のキャリアを積むために、転職や部署替え、起業などを考えたい。

・兎に角、若い内(35歳まで)は幅を広げることに注力する。

・やりたいことがみつかったら、会社がなくなっても、仕事が出来るくらいのレベルまでコミットする。

・最初の会社は懐疑的であるべき。そこの価値観、カルチャーが全てだと思わない。

■日々の心構え

・今まで投資したコスト(サンクコスト)を気にしない。

・変化は慣れ。最初の転職は怖い。変化することを怖がらない。

・好きなことも苦手なことも、要素分解する。得意分野不得意分野を明確にする。

・マーケットに近いところに身を置き、お金を稼ぐ感性を磨く。

・子どもは親と全く違う時代を生きる。→時代にあったアドバイスをしているか?

■なぜ、35歳までか?

・35~40歳は身体的な能力の低下にも見舞われる。疾病率も上昇する。

・35歳までが可能性を広げられる。35歳以上は守るものも増えてしまう。

 お話の内容はこんなところでした。講演のなかでとにかく「好きなものを見つけろ!」ということを、口を酸っぱくして言われていました。そしてそのためには、目の前の仕事に真剣に取り組むということが大切になるのだと思います。ということは、きちんと意識して頑張っていけば、道は開けるといえるのかもしれません。そう思うと、人生はやっぱりいいもんだな。なんてことも思いました。ポジティブに考えすぎですかね?