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転職活動虎の巻

 今回転職活動するにあたって、自分がどんなことをしてきたか、書いておきたいと思います。転職活動ってどうやってやるの?という人から、なかなか書類が通らない!という人まで、是非参考にしてみてください。

■登録したサービス

・ワークポート(エージェント系)

・リクルートエージェント(エージェント系)

・パソナキャリア(エージェント系)

・リクナビネクスト(求人広告系)

 エージェント系は、人を介して案件を紹介してくれるものです。対して求人広告系は自分で応募をしていきます。全体では、ある程度吟味した上で、4ヶ月で200社以上に応募をしていました。内、面接の機会をいただいたのは10件ほど。書類通過率は『5%』となりました。エージェントの話では「通過率はだいたい『10~15%』くらいですかね」といわれますが、そこまでは高くないと心得ておきましょう。はじめから5%程度と思っておけば、書類が通らなくても思い悩むことがありません。

 また、同職種での転職の場合であれば、エージェント系サービスは有利ですが、キャリアチェンジの場合、求人広告系のほうがいいと思います。エージェント系では、転職が決まった段階で『採用企業』から『エージェント会社』に成約料が支払われます。(大体転職が決まった人の年収の3分の1といわれています。)そのため、エージェント系を使っている会社は少しでも条件の良い人を探したい。という心理が働きます。結果として、かなりスペックが高い人でないと採用されない=キャリアチェンジには向いないということになるのです。ですからキャリアチェンジをする場合は、求人広告系がオススメです。補足ですが、ハローワークは求人掲載に一切お金がかからないため、求人にお金を掛けたくない会社が多くなっています。ダメな会社とはいえませんが、注意をする必要があるということは考えておきましょう。

■書類通過について

 一般的な社会人経験がある方は、履歴書については全く問題なく書けると思います。問題は職務経歴書です。ここでオススメしたいのは、職務経歴書の添削サービスです。ちょっと身元が割れてしまうので具体的にお伝えできないのが心苦しいのですが、自分はとあるサイトの面談サービスを使いました。ここでのポイントは、

1.エージェントはさほどあてにならないと考える。

2.添削を受けるときは、実際に面談した上で内容を考えてくるものを利用する。

 という二点です。1についてはこれまでの経験から、エージェントもピンきりで、仕事を紹介することができても、職務経歴書をしっかりと作りこむときはそれほど頼りにならない。ということが多かったです。2については、自分のこれまでの仕事内容をしっかり聞いてもらった上で、ここを膨らませるべき、ここは削ってもいいということを考えていくわけですから、面談は必須です。面談をしないで職務経歴書を添削してもらっても、見やすいものにはなっても、自分の魅力を最大限引き出すものにはならないと思います。

 もう一点。職務経歴書を提出するときは、概要や自己PR部分を会社毎に少し書き換えるといいと思います。会社はそれぞれ、「柔軟に広く仕事をしてほしい」「特定の分野に特化してほしい」「ハードワークに耐えてほしいなど」などニーズが異なります。これらにある程度合わせると、書類の通過率があがります。それでも毎回考えていたら手間になってしまうというのも事実。ですから3パターン程度はじめから用意しておいて、求人情報を元に「この会社はAパターンでいこう」「こっちはBパターンが良さそう」というように、切り替えていくと、オリジナリティがあり、かつ手間はそれほどかからないというやり方が出来ると思います。

■面接について

 自分はこれまで営業経験があったので、企業を訪問すること、面接をすることについては、それほど緊張せずに臨むことが出来ました。このことからもわかるように、練習するよりも数をこなすことが大事です。その点からも、100%転職する可能性がないのであればまだしも、少しでも検討余地があるのであればとにかく応募をして、面接の機会をいただいて、面接慣れしていくことは非常に重要です。また、練習についてはあまりやりすぎてしまうと、練習した質問の答はスラスラと答えられるけれど、練習していない質問は止まってしまうということになりかねません。ある程度話をすることを頭に入れて、あとはその場の雰囲気にあわせて自然と話すようにしたいです。そして、とにかく笑顔で話をするということも忘れないようしましょう。とりあえず笑顔で、ハキハキと返事をしていれば、マイナスの印象を与えることはありません。

 また、面接というとこちらを売り込む場であると同時に、相手のことを見極める場でもあります。人事担当者は比較的人当たりがいいことが多いですが、仕事の内容や会社のカルチャーは面接である程度わかるものです。例えば、仕事が非常に丁寧であるとか、体育会系の会社であるとか。そのあたりもしっかりと読み取るように心がけたいです。

 最後に、ちょっとしたポイントとして、面接の時間についてお伝えします。当然ですが、夜の19時などを指定すると、全く問題ない企業と、その時間はダメという企業があります。そして夜遅い企業はそれだけ普段から就業が遅い(残業がある)というケースがありえます。だからといって全てがブラック企業だというつもりはありません。こちらに合わせてくださった企業様もありました。ただ、いつも遅くまで仕事をしているというケースもありますから、その点には注意してみるといいかもしれません。(ちなみに私の場合、19時以降でお願いしたら、面接スタートが21時と言われた会社があり、驚きました。実際に会社にいくと、多くの人がミーティングの真っ最中でした。)

 ここに書かれていることは、もちろん全て正解ではありません。一つのケースとして参考にしていただければと思います。何か疑問質問ございましたら、コメント欄までお願いします。