do-log

子どもがいるから、自由に生きる。

そのコンプレックスがあってこそ

 先日、中学時代からの友人と食事に行きました。今後どうやって生きたいか?(というと大げさですが)どんなことをしていきたいか?を話しました。そんな中で、その友人、意外とコンプレックスが強いということがわかったのですが。自分はかなり意外だったんですね。というのも、

・ルックスも良く、オシャレ。

・中学校の時から彼女がいた。

・運動もそこそこ出来た。

・歌もうまかった。

 ということで、まさにクラスの中心にいるような人物だったんです。対して自分は勉強も普通だし、運動は苦手だし、全然モテないし、大学行かずに専門卒だし。で、何がコンプレックスなの?と聞くと、一言目に「身長低いこと」だそうで。まぁ、確かに自分のほうが身長は高いか。といっても、ごくごく普通の身長ですけれど。

 コンプレックスって本当に人にはわからないですね。そして、他人が聞くとどうでもいいことだったりします。

 でも、そういうコンプレックスを持っていたからこそ、手に入れられるものがある。ということも最近わかってきました。友人の例で言えば、身長が低い。だからこそオシャレはしっかりしたいと思ったのだとか。自分の場合、決して学歴は高くない。だからこそ、自分にあった職場を見つけるために柔軟に行動(転職)していくことができます。していく自信もあります。聞いた話では、なまじっか最初に良い企業に入ってしまうと、転職が怖くて怖くて仕方ない。というひとが20代でも結構いるらしいです。

 コンプレックスをまるごと受け入れる、とかコンプレックスを愛する、なんて、中々出来ません。正直自分はきっと当分、「大学行きたかったなー。」とかいっていると思います。

 でも、そこを気にしすぎることよりも、コンプレックスはコンプレックスとして置いておき、そのコンプレックスのおかげ(影響)で成功したこと、手に入れられたこと、頑張れたことに目を向けると、自分に対しての肯定感が強まり、納得できる、楽しい人生につながっていくのではないか?そんなことを考えました。