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WordPress初心者が、絶対外してはいけない最初のステップとその理由3つ

 自分でも、煽ったタイトルだなぁと思っています。すみません。ただ、結構大事なことだと思っているので書かせていただきます。そんなに難しいことではないのですが、先に結論をいってしまいましょう。ネットで調べるとか、実際に手を動かすという前に『しっかりした解説本を読みましょう』ということです。インターネット関連、特にWordPressのような世界的に使われているオープンソースソフトウェアでは、ネット上の情報がかなり豊富になっています。それでもなぜ、解説書を読むことを勧めるのか?それはなぜか?理由は3つです。

・体系的に順序立てて学ぶ

有識者から学べる

・用語がわかる

 一つずつみていきましょう。

体系的に順序立てて学ぶ→効率がいい

 WordPressに興味を持ったということは「ブログを書ける」「他のサービスに比べて制限が少ない」などということまでは知っているのだと思います。ただ、どんなことからはじめていいのか、全く手探りの状態でしょう。自分もそうでした。そして調べるうちに「どうもSEO的に強いらしい」などということがわかってくるのですが、正直、WordPressを始めたばかりの人にとっては、それってどうでもいい情報なんですよね。そのような「ゆくゆくは知りたいけれど、最初には不要なもの」も順序なく羅列されている、それがネットの情報の特徴です。SEOのことを考えるのであれば、さっさとWordPressをサーバーにインストールし、記事の一本でも書いたほうがいいと思います。本であれば順番を間違えず、体系的になっていることで、効率よく学ぶことができるのです。

有識者から学べる→正しい可能性が高い

 まず出版社目線で話を進めますと、どこの誰かわからない、実力もわからない人が本を書いても売れるわけがありませんので、ある程度知名度があるとか、知られていなくても実力がある人に執筆をお願いする。というのはある当然ですね。ですから本を出している人は、その業界の第一人者とまでは言わなくても、しっかりと実力を持っている人。ということが多いと言えます。このサイトを含め、WordPressオープンソースでいろいろな人が使っている分、あまり理解はしていないけれど、解説している人が多くなりがちです。(え、自分のこと?)もちろん、それが正しい内容であれば問題ないのですが、そうではないこともあるでしょう。また、初心者はその情報が正しいか、誤っているのかを認識する実力もまだまだ備わっていません。その点からいっても、しっかりした人が書いている本から学習していくのが適切といえるでしょう。

用語がわかる→自分で調べる土壌ができる。

 はじめてWordPressをスタートさせた人は、出てくる用語一つ一つに戸惑うことでしょう。「投稿と固定ページって何?」「パーマリンクって何?」「ドメインの取得?」これらについてもネット上で解説されていますが、それでも各々のレベルに完璧に合わせて書いてくれているかどうかはわかりません。その点、最初から初心者向きとしている解説書であれば、細かく説明がされているなど、非常にとっつきやすくなっていることがほとんどです。そして用語を一つ一つ理解できれば、「自分でわからない単語が、どれなのかをわかること」ができますし、そこからは本に頼らずとも、自分自身で理解を広げていけるでしょう。

 そして、ここで書いた方法は、実はWordPressだけに留まらないと考えています。仕事でも、勉強でも、趣味でも、ネットの情報を頼ることも間違ってはいませんが、最初はしっかりしたもの、しっかりしていることが確か(である可能性が高い)情報、すなわち本からの情報を頼りにしていくと、遠回りなく、スムーズに実力をつけていけると思います。

 ちなみに、WordPressの初心者向けの本は数冊買ったのですが、おすすめはこちらです。 → WordPress 3.x スタートアップガイド