倒産、リストラ、クビに備える本当のリスクヘッジ

　いま、私が勤めている会社は非常に健全な経営をしています。現預金だけで数十億あり、借入はほぼなし。ということで、非常にキャッシュリッチな会社であります。倒産のリスクは少ないでしょう。

　が、そうはいってもいつ、どこで、何があるかはわかりません。会社はいつ潰れるかわからないもの、として考えておくべきでしょう。また、リストラの可能性もあります。またまた、社内での人間関係や会社組織の方針が自分にあわず、居心地の悪さから会社をやめることもあるでしょう。ですから、「一生この会社に籍を置こう。」とは思ってはいけません。いつそれが叶わなくなるか、それは誰にもわからないのですから。

　では、それを踏まえて、我々がやるべきことは何か？一番のリスクは食いっぱぐれることです。そうならないためには、会社をやめてもすぐに次の会社へ行き、無収入の期間を作らない、長くしないことが大切です。（副業をして、それなりに稼げるようにしておくのもいいですね。この辺りについてはまた後日。）では、無収入の期間短縮のために必要な手立てを考えてみました。

• スキルを高める
• 履歴書・職務経歴書を作る
• 転職サイトに登録する

スキルを高める

　スキルを高めるというのは、ごくごく当たり前のことでしょう。一つポイントになると思うのは、会社だけで通用するよりも、他所にいっても通用する資格がいいと思います。マイナーな言語よりも英語のほうがいいでしょう。反面、マイナーな資格、能力はハマると絶大な効果＝転職率アップにつながります。マイナーだけどニーズがあるというのが、そういった意味ではベストかもしれません。また、今の仕事につながっているものはアピールしやすい

です。資格が重視されるとはいえ、それは経験に裏付けられた資格であり、現職と全く関係ない資格というのは、企業側からみてあまり魅力には感じられません。

履歴書・職務経歴書を作る

　履歴書・職務経歴書を作るというのは非常にオススメです。自分は昨年末から今年にかけて転職をし、その際に履歴書と職務経歴書を作りました。これが大変めんどくさかった。ただ、それは一から作成したからです。現在では月に一回、どんな仕事を新しく覚えたか？どんなことをやってきたのか？職務経歴書をアップデートする形をとっています。常に最新の職務経歴書を作っておけば、いざというとき安心ですし、何より自分が何ができるのか？どこがアピールできるのかを常に知っておくことができます。

転職サイトに登録する

　私の場合はすぐに転職するつもりはありません。転職したばかりですし、今の仕事に納得しています。それでも、転職サイトには登録をしておくことをオススメします。登録しておくことの一番のメリットは、転職市場が求職者にもとめているもの（ニーズ）がわかることと、自分の能力は転職市場で通用するのかしないのか？しないとしたら何が足りないのか？何を身につければ有利になるのか？このあたりがわかることです。

まとめ

　将来が心配だからといって、大企業に入ったら安泰。という時代ではないことに、多くの人が気がついています。だからこそ、どうやればリスクを極小化できるのか？一人ひとりが真剣に考えてみる必要があるのです。