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紙の書籍を買うか、電子書籍(Kindle版)を買うか、の境界線

 とても久々に、Kindleで本を買いました。ん?Kindleの本を買いましたか?まぁいいや、伝わりますよね。Kindleアプリはインストールしていたのですが、決定的な理由があって、あまり利用していませんでした。

トータルでは紙の方が安い?

 その理由とはトータルでは紙の方が安いことが多いということ。実際の価格を見比べると、例えば新品1000円に対して、Kindle版は800円。というようにKindle版のほうが安価のことのほうが多いです。ただ、自分の場合、読んだ本はさっさと売ってしまいます。いつまでも残しておくことはまずありません。そうなると、購入価格-売却価格=実際の支払額。となるわけです。値段を比較すると紙< Kindle版、となることが多いのです。

 「Kindle版は手元にデータが残るんだから話が違う。」という意見もあるかと思います。ただ、そもそも自分にとって、一度読んだ本はもう読まない。データが残っていようがいまいが、関係ないのです。しかも、中古とKindle版が同じ値段だったりすると、売ることができる中古のほうが安いことは一目瞭然。ということで紙の書籍(中古)しか選択肢がない。という状態でした。

Kindle版がとても安い場合

 ただ、今回Kindle版で購入したのは、新品1000円、中古なし、Kindle版500円の本。直感的に、新品を買って売却してもイーブンか、Kindle版の方が少し高いくらい?だったら今すぐ読めるKindle版でいいか。ということで購入に至りました。今後も同じような場面に遭遇する可能性がありますから、Amazonで本を売った場合の手数料、手取りの計算式をしっかりと頭に入れておきましょう!

これがAmazonの手数料計算式だ!(本の場合)

■プラス分■

  • 商品の販売価格
  • 送料加算:250円

■マイナス分■

  • 販売手数料:販売価格の15%(100円で売れたら15円)
  • カテゴリー成約料:60円
  • 基本成約料:100円
  • 送料:250円(注釈あり)

 ここでは送料を250円で固定にしました。厳密にはゆうメールで送った場合、250gまでなら210円、500gまでなら290円です。概ねほとんどこのレンジに収まることが多いため、間をとって250円にしています。これを式で表すと

商品代金+250円-((商品代金×15%)+60円+100円+250円)

簡略化すると

(商品代金×85%)-160円となります。

 さきほどの500円のKindle版で考えると、777円で売れてイーブン。それより安い値段で売れた場合、Kindle版のほうが得だった。ということになります。感覚的には、特別人気の本というわけでも無さそうでしたから売れても500円程度でしょう。そうすると、新品で買って1000円。500円の値段をつけて売却し、実際に手元に戻ってくるお金が265円。1000-265円=735円となります。対してKindle版は500円ということで、予想以上にKindle版のほうが安いということなりました。

 紙の書籍、電子書籍Kindle版)、それぞれ一長一短あります。今回は金額面だけにフォーカスしてみましたが、電子書籍のほうが有利な場面がある。ということを是非覚えておきましょう!