FPの薦める金融商品はあてにならない
自分は現在、死亡保険に入っています。家族があり、自分が死んだら流石に困るだろうということが想定されるからです。ただ、医療保険や貯蓄型の保険に入っていません。
そもそも保険って必要?
そもそも、本当に保険に入る必要、あるのでしょうか?リスクを考える必要はあるのでしょうけれど、サラリーマンだったりすると、休職中も健康保険によって賃金がある程度(満額ではないですが)保障されていたりします。また、高額医療費費制度などもあって、大病にかかっても実際にかかる金額は、実は心配されているほど多くありません。
手元にお金がない!
なにより、保険というのは、銀行預金などと違ってすぐに使うことが出来ない。というのが問題です。医療保険であれば、病気にかかってから。年金型の保険であれば、特定の期間を払い込んでから。などの違いがあります。
現金の流動性が一番高い
ですから、現金が一番、利用しやすいのです。ちなみに、経済用語に流動性というのがあります。
Wikipediaからの引用です。
流動性 (経済学):資産交換の容易さを表す性質。貨幣と同義でもある。
保険という安全を買う。といっておきながら、流動性が低下して、いざというときに全く役に立たないリスクがある。それって全然、安全ではないよね。
まとめ
実は今回のエントリを書くきっかけになったのは、こちらの記事でした(→「いつかはゆかし」を善良な市民に紹介したフィナンシャルプランナー達まとめ)で、読んでいて思ったこと。「多分このFPたちは、実際に良いって思っていたんだろうなぁ。だけど、その金融商品がいいか、悪いかを見る目が全くないんだろうなぁ。」ということ。
おそらくですけど、ファイナンシャルプランナーって、お金が人生の中のどの期間に、どれだけ必要になるということは勉強しているんでしょうけれど、じゃーどんな金融商品がいいの?ってなると、【保険!】ってことになってしまって、金融商品をひとつずつ見比べるってことはあまりしていないのではないでしょうか。ファイナンシャルプランナーにしてみれば、保険に入ってくれないことには、収益にならないわけですから。ということで、リスクに備える=保険となりがちですが、この辺りの考え、あまり鵜呑みにしないほうがいいよなぁと考えています。