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マネーフォワードを使いながら、経理の仕事を考えてみた

 先日、マネーフォワードのCEOブログ(自分たちが本当に使いたいサービスを作りきる~weekly mail~)を見ていたところ、とても共感できるところがありました。

経理の仕事

 それは、【経理の仕事について】。CEOブログ内でも書かれていますが、手作業や紙の書類が多い!そして面倒なことも多い。しかも不思議な事に、経理というのは数字を扱っているわけで、ITとの親和性が高いはずなんです。にも関わらず、なぜIT化が進みにくいのか?おそらく、【共通フォーマットがない】からではないでしょうか。違う会社からそれぞれ異なる形の請求書が届く。それを処理するために、アナログな作業をせざるを得ないということなのではないかと思っています。

 もう一つ、経理をしていて思うこと。それは【繰り返しが多い】ということ。同じ取引先から毎月(月だけ変えた)同じ請求書が届くこともありますし、同じ支払先に支払うことも多い。月次の作業もだいたい同じとなると、この点もITとの親和性の高さを裏付けていると思います。(同じ作業は機械の得意とするところですよね。)

銀行データを取り込む!

 そこで期待できるのが、マネーフォワードのような【銀行データを直接取り込む】という方法。これであれば、上記したようなフォーマットが違うからできない。というような問題もクリアーしています。また、お金のやりとりは必ずといっていいほど、銀行を通して行われます。ですから、銀行データを取り込めるというのは、会社のお金のやりとりを全てそっくりそのまま取り込める。ということとニアイコールなのです。

利益を生まない

 今はまだ技術的に難しいかもしれませんが、経理のIT化が進めやすい土壌が揃ってくると、IT化は一気に進むと思っています。一番の理由は経理は利益を生まないということ。利益を生まない部署だからこそ、IT化、効率化を安価で進められるのであれば、どんどんやってしまいましょう。ということになると思います。

専門性が大事

 となると、経理マン、経理ウーマンは不必要かというと、そんなことはありません。不必要と言われないために、何が必要か。ありきたりですが、専門性でしょう。機械では処理できないことを処理したり、そもそも機械をどうやって使えばいいのかを的確に把握しておくということ。このあたりの能力を高めていくことが、経理をしていく上で不可欠なことになるのではないかと思っています。

では、またあした!