時間は「無限にある!」と考えることの効用
『時は金なり』『時間は大切なもの』『過ぎた時間は戻らない』だからこそ、時間を貴重なものと考える。お金は稼げは増えるけれど、時間は減る一方。これらは全て正しい意見に見えます。でも、本当にそうでしょうか?確かに減る一方なのですが、だからといって貴重なものと考えすぎるのは危険かもしれませんよ?
無限に有ると考えてみる
実際には、時間は誰にとって有限です。寿命がありますから。だからこそ、時間を貴重だと考えるのです。では、仮に時間は無限にあると考えてみたらどうでしょう?別に大切なものでも、貴重なものでもなくなりますね。時間そのものに価値があるわけではなく、限りがあるから貴重に感じるのです。
時間は貴重ではない
そして、ここからが問題。貴重なものに、人は必要以上に価値をおいてしまうことがあるのです。そして、価値があるものを浪費してしまうと、凄くもったいないことをした気分になります。たとえば、この週末はこれをやろう!なんて思っていた。けれども蓋を開けてみたら、昼寝して、ゴロゴロしてしまって、終わってしまった。そんなとき、「あー、なんてもったいないしゅうまつにしてしまったんだ!」と、自己嫌悪に陥る人がいると思います。(自分はそんな人間です)でも、無限にあると考えると、別に時間を浪費するようなことになってしまっても、まぁ、いいか。と思えるようになるのです。
結果的に幸福になる
時間の使い方を考えて、少ない時間でやりたいことを全部やって、充実させる。それももちろんいいことですが、予定通りことが進まず、結果的にやりたいことがやれなかった。そして嫌悪感を抱く。これって、幸せなことでしょうか??それよりもむしろ、ダメならダメでまぁいいか。と考えて、またこんどでいいやー。と、気楽に考えれば、結果的にストレスもためず、幸福に過ごせるかもしれません。
このブログで何度も紹介している書籍、シンプルに生きるのお気に入りの一節を、改めて引用します。
生きるということは、突き詰めれば、食べて寝て、そして自分なりになんとか時間を潰すことでしかないのです。
では、またあした!