アフィリエイト広告について考えてみた

　この記事を書くにあたって触発されたのがこちらの記事。【成果の上がりやすい商材 - ゼロから始めるアフィリエイト】こんなことが書いてありました。

・成果を上げるためには、成果の上がりやすい商材を選ぶということが非常に重要になってきます。・成果地点の低い商材を選ぶべし

　この成果地点という考え方、とても大事だと思うのです。

成果地点って？

　成果地点とはどのアクションをもって、成果達成とみなされるか？という基準のこと。FXであれば資料請求なのか？口座開設なのか？売買取引発生なのか？ということ。成果地点は低いほうが成果が上がりやすい。と言えます。

　この例でいえば、資料請求＞口座開設＞取引発生の順で、成果地点は上がっています。そして、成果地点の工程決めるファクターは、有料か無料か、アクションのハードルの高さ、行動を起こしやすい材料か。これらが基準となると考えます。

成果地点の基準整理

・有料か無料か

　これはわかりやすいですね。お金がかかることか、かからないことか。当然、かかるほうが成果地点は高い、かからないほうが成果地点は低い。無料会員登録などは簡単にできますが、有料ということになると、たとえそれが100円であっても行動を起こしてはもらえません。有料の商材はそれだけ大変なのです。

・アクションのハードルの高さ

　アクションのハードルの高さとは、その行動を起こすのが、どの程度大変なものか？ということ。再びFXの例ですと、資料請求であれば住所氏名をネットで入力するくらいのもの。気が乗った時にちょこっとやれるため、アフィリエイトのバナーをクリックしたら、その流れでサクッと申し込む。なんてことは往々にしてあるわけです。対して口座開設となると、ネットである程度はやれますが、身分証明書などをメールで送信するなり郵送するなりしなければいけません。そして取引発生となると口座を解説し、お金を入金し、実際に取引をするというところまでいかなければいけないわけで相当ハードルが上がっていることがわかります。このハードルも当然低いほうが成果地点は低いのです。

・行動を起こしやすい材料か

　これは一言でいうのは難しいので、例を出してみましょう。FXと商品先物、同じ口座開設でも行動を起こしやすいのはFXです。FXはテレビCMをしていたり、金融関係の雑誌などでも取り上げられており、あまり悪いイメージはありません。しかし商品先物は一時、詐欺まがいのことが横行しておりそのようなイメージを持っている人は少なくありません。最近はかなりクリーンになっていますが、それでもFXと商品先物となったら、よりイメージがいいのはFXでしょう。

　このように、同じ口座開設といっても人が行動を起こしやすい材料かは異なります。人が行動を起こしやすいかどうか？これはイメージの力が必要になりますが、非常に重要な事なのです。

例えば、出会い系サイト

　実は昔、このサイトに出会い系サイトの広告を貼りました。LINEのスパムについた書いたもので、ちょっと試しに貼ってみました。【この記事です→LINEスパム・前編・さぇちゃんから連絡がきたよ！ - do-log】

　どうなったかというと、ちょこちょこと申し込みがあったんです。これはかなり驚きました。ただ、冷静に【成果地点】という観点から考えると、納得のいくものなのです。

　まず有料か無料か。これは無料登録でしたので、無料。しかも、登録すると登録者はいくらかポイントがもらえる！というわけですから、お金がもらえるとまではいいませんが、登録したら得をするという状況です。アクションのハードルの高さについても、会員登録でしたのでネットで登録が完了しますから、低い。そして行動を起こしやすい材料かという点。これは意見が分かれるところですが、少しでも下心があったりすると、行動を起こしてしまうかもしれません。ということは、行動を起こしやすい材料ともいえます。結果的にこのアフィリエイト広告は非常に成果地点が低かったのです。アフィリエイトをするのなら、成果地点の低い物を選びましょう。

ではまたあした！

ちなみに、貼っていたのはこの広告→ワクワクメール登録はこちら