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子どもがいるから、自由に生きる。

『プラモデル作成』と『ブログ執筆』の意外な共通点

 現代は文章力があらゆるところで試されています。このブログも文章ですし、メールでのやりとりも当然文章。話し言葉よりも、書き言葉の方が重宝されているといっても言い過ぎではないかもしれません。となると、文章力がないということは、非常に致命的なことであるといえます。そんな状況を改善したい!『文章力をつけたい!』と考えているひとは多いのではないでしょうか?もちろん、解決策はあります。それは『ある程度の型を作る』ということ。今回は『非論理的な人のための 論理的な文章の書き方入門』『誰も教えてくれない人を動かす文章術という2冊の本を読み、それをうまく混ぜあわせた、ブログを書くときに使用している型のご紹介。というわけで、本日のトピックスです。

・文章を書くときはタイトルと最後の一文を先に決める

・独自の視点を意識する(異質であるものを組み合わせる・同質であるものの違いを見出す)

・『問題・結論・理由』という形式に沿った文(クイズ文)を書く

・問題と結論はひとつに絞る

・結論に対して想定される反論を書き、説得力を出す

 では、みていきましょう!

文章を書くときはタイトルと最後の一文を先に決める

 「タイトル(つかみ)と最後(オチ)が大事。」ということです。また、最初の一文が大事とも言われます。ブログでもなんでも、文章を書く上で、最初から最後まで洗練されたものを書くのは難しいかもしれません。だからこそ、最初と最後を丁寧に。ということを意識しましょう。

独自の視点を意識する(異質であるものを組み合わせる・同質であるものの違いを見出す)

 ありきたりのことを書いてはダメです。ではどのようにありきたりでないことを書くか?というと、異質であるものを組み合わせたり、同質であるものは違っているところにフォーカスして、それを思い切り強調するということです。(今回はプラモデルとブログを組み合わせてみました)

『問題・結論・理由』という形式に沿った文(クイズ文)を書く

 この「クイズ文」形式はかなりききます。型の肝の部分です。「起承転結」というのも文章の書き方として有名ですが、それよりも、問題→結論→理由というと、どのように書けばいいのか、イメージがしやすいのではないでしょうか?ちなみにクイズ文についてもう少し詳しく書くと、「○○という提案は妥当か。妥当だ(妥当ではない)。なぜなら、○○だからだ。これに対しては、○○という反論があるかもしれない。だが、その反論は○○という理由で当たらない。したがって、○○という提案は支持できる(支持できない)。」という流れになります。もちろん、ブログであればもっとライトな文章でOKです。

問題と結論はひとつに絞る

 問題や結論が複数になると、内を言いたいのか、主題があやふやになります。だからこそ、一つに絞りましょう。

結論に対して想定される反論を書き、説得力を出す

 理由をについてはできれば3つくらい書き出し、それについて自分の考え、反論に対する反論を書いていきましょう。説得力が生まれますし、自分の中でも考えが整理されてくるため、文章としての質が上がってきます。

おわりに

 いかがだったでしょうか?文章を書きたい!という気分になっても、いざかきはじめると支離滅裂になってしまい、文章力のなさにげんなりし、やる気がなくなってしまうことがあるかもしれません。しかし、今回ご紹介したやり方であれば、スタートとゴールが決まり、その道筋もわかっているため、すでに出来上がっているパーツをはめこむようにブログを書いていくことができます。真っ白な紙に文章を書くとなると何からをつけていいかわからない!と戸惑ってしまうこともあるかもしれませんが、プラモデルのように決まったものを組み立てると考えると、ブログや文章への敷居がかなり低く感じるのではないでしょうか?型なんかにはめていったら、毎回同じような文章になってしまい、つまらないのでは?と思うかもしれませんが、そんなことはありません。なぜなら、あくまで文章の手順が同じだけであって、毎回のテーマは異なるものだからです。あとは自分なりの材料(ブログネタ)を探してくれば、面白いブログにドンドン近付けると思いますよ。