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子どもがいるから、自由に生きる。

feedlyと運動会とドラえもんから、考える『変化する』ということ

 先日、(といっても随分前ですが)小学校の運動会に行きました。そこで自分が小学生だった10年以上前と、やっていることが全く変わっていないことに驚嘆しました。社会はこんなに変化しているのに、学校という空間は時間が止まっているようで。運動会が全く変わらないのには、それはそれで理由があるのでしょうが、一つには『変えたくない勢力』があるからだと思っています。私個人としては、応援合戦なんて惰性でやってるとしか思えません。ただ、やめてしまえ!という話をすると必ず、「うちの子はずっとやりたいと思っていたんです!」とか「●●学校の伝統を終わらせる気ですか!」とか、何だかんだと言い出す人が出てくるのです。(想像ですが)

 これは要するに変化に対する抵抗です。ドラえもんの声優がかわるときも、大騒ぎしていまいした。大山ドラえもん以外は、ドラえもんの声として認めない!というひとたちが本当に大勢いましたね。ネットでもかなり話題になってしました。私はまさに大山ドラえもんで育った世代ですから、声優が変わってしまうのは、そりゃ残念ではありました。ただ、騒いだ人の中にどれだけ今現在も、ドラえもんを見ていた人がいたのでしょうか?そもそも、同じ人がずっと続けるという決まりもないでしょう。なぜあそこまで騒ぐのか、はなはだ疑問でした。

 また、先日Twitter千葉市長が、印鑑を廃止。ないしは使用場面を減らす方向で検討したいと発言したのですが、印鑑養護派がけっこういました。それでおまんま食ってるならまだわかります。しかし、中には印鑑が曲がることで気持ちのぶれがわかる、印鑑と署名の二重チェックでセキュリティが上がるとか、正気とは思えない意見を真顔でいう人達がいます。これらも結局、変化に対する抵抗です。

 しかし、変わってしまえばなんてことない、ということはたくさんあります。RSSリーダーfeedlyにしたのですが、(超簡単!グーグルリーダーからの移行ならfeedlyを使うべし!)ここでも書いたように、Googleリーダーが停止すると伝わった時、ネット状ではかなり話題になりました。しかし、変えてみたらなんてことなく、日常は回っていくのです。

 世の中には一定数、変化を嫌う人がいます。ただ、多くの場合、今までと変わることがなんとなく怖い、という程度のものなのです。ほとんど根拠のない理由なのです。そして、世の中は、実際に何か変わったとしても、実はそれほど極端な変化なく動いていくのです。今から150年前のことを考えたとき、実は現在、当時から生きていた人は一人も現存していない!すべての人間が替わっているのです!(当たり前)それでも、なんの問題はなく、地球は回ってるのです。むしろ、生きていれば年をとり、体は変化していく。気持ちも変化していく。変わらないなんてことの方が圧倒的に少ないのです。もっと変化に柔軟になりましょう。変化することを、楽しみましょう!