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子どもがいるから、自由に生きる。

英語学習に文法は必要か否か

 まず、私は英語は全然喋れません。ただ、ちょっと思うところがありまして。

 英語学習の話になると、必ずといっていいほど「文法は必要」という意見と「文法は不要」という意見にわかれます。それぞれの言い分があるのはいいのですが、「文法不要派」の意見にある「子どもは文法など知らずに言語を習得する。だから文法は不要だ」という考え方。これについてははっきりと「それは違うだろ」と思っています。

 これは、子どもを実際に育ててればわかることです。子どもは言葉を習得するにあたり、それこそ一日中、わけの分からない言葉をしゃべり続けています。ずっとです。寝ている時以外、ずっとひとりごとを、そこそこ大きな声で、しゃべり続けているわけです。大人になにか言われても、それを聞いているのだか聞いていないのだかわかりませんが、ずっとずっと喋ります。それを何年か繰り返し、ようやく言語を習得するわけです。

 同じ事、大人ができますか?子どもは文法をやらない分、とんでもない量の実践を延々と繰り返しています。それを大人ができますか?と考えると、答えはわかりきっている気がします。だからといって、「だから文法はいらない」と決めつける要因にはなりません。ただ、子どもが文法はやらないのだから、大人も必要ない。というのは、理論として間違っている理由にはなると思います。英語学習には様々な方法があります。あまり美味しい話には騙されないようにしたいものですね。