物に価値がない時代。レンタルはもっともっと流行る！

　先日、カーシェアリングについての記事を書きました。(おしい！カーシェアリングのあともう一歩足りないところ | do-log（どぅろぐ）)こちらは、利用するにはまだシステムに不満が残る。という厳しい内容でした。が、基本的には物に価値がなくなるという傾向はますます加速すると思います。

なんでもレンタルできる

　カーシェアリングに限らず、ありとあらゆるものがレンタル可能になっています。

　先日、息子が家のプリンターを破壊してしまいました。仕方がないからこちらは処分したのですが、さて今後どうしようと考えた時、たくさん印刷するのは年賀状くらいで、それ以外はセブンイレブンのネットプリントで十分。という結論に至ったのです。実際、ネットプリントの利用回数はそこそこありますが、プリンター＆インク代を考えれば圧倒的にお得です。場所もとりませんし。

プリンターもレンタルで解決

　では年賀状の時はどうするか？と悩んでいたのですが、今はプリンターのレンタルがたくさんあるのですね。1週間で2000円程度。年に一回、年賀状で使うという程度だったら、これでOKではないでしょうか？

　さらに利用はしませんでしたが、パソコンのレンタルもあるのかな？と思って調べてみたところ、こちらも月額2000円程度からあるようです。年間で24000円。毎年最新機種にしたり、こわれてもすぐに新しいものと取り替えてもらえるということを考えるとぜひとも検討したい選択肢です。(データの問題があるので、一筋縄ではいかないでしょうが)

収納スペースまでレンタル

　極め付けは、自分が愛してやまないサービスのミニクラです。月額200円から、段ボール一箱を預けられるというもの。これは収納スペースをレンタルしているとも考えられます。ものではないものまで、レンタル出来てしまうのです。

ネットの力

　なぜこのようなことが可能なのか？自分は間違いなくネットの力だと思っています。今までは店舗を持ってレンタルサービスを始めようとしても、比較的ニッチなサービスのため、多くの人たち利用してもらえず、採算が合わず、参入してくる人も少なかったのでしょう。しかしネットは日本中の人々を相手にビジネスが出来ますから、プリンターだけのレンタルといったニッチなサービスも積極的に展開できるのです。

まとめ

　今はまだまだニッチなレンタルサービス。でも、今後この市場は間違いなく拡大していきます。冒頭にも書いたように、ものの価値がなくなっていくからです。家電のレンタルもありますし、あらゆるものがレンタルできるようになるでしょう。その中で、自分が本当に持ちたいものはなんなのか？ここが改めて問われるようになってくると思います。