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電話の保留を使ってはいけない

 尊敬してやまない元上司に言われ、非常に印象に残っている言葉に、電話の保留は極力使わないというものがあります。

 これ、言われてみると、当然といえば当然のことなんですよね。仮に何か相手から問い合わせを受けている状況だとしても、保留の間、相手は何もできず「待たせている状態」なわけです。しかも保留してる間は、当然相手が何をしてるのか見えません(電話ですから)。10秒で済むのか、1分で済むのか、5分以上待たされるのか、相手からはわかりません。そもそも、待たせたことで問題が解決するのかもわからない。そんな不確か、不安定な状態に相手の方を付き合わせてはいけません。ということなのです。

 ではどうするか?「確認次第、折り返します。」といって、電話を切ればいいのです。折り返しますといって、実際には何もアクションを起こさないということでは困りますが、確認次第きちんと連絡をすれば、折り返しするということは別に失礼なことでもなんでもありません。むしろ、保留にしていたら拘束していることになったであろう時間が自由になるわけですから、相手にとってもいいことだと考えられます。

 相手は多くの場合、何かしらの回答が欲しくて連絡をしてきているわけです。であれば、解決できるとわかってから、連絡した方が親切というもの。こちらから折り返すのは面倒だなぁという考えは、完全に自分本位のものです。できるだけ保留は使わないということ。是非、実践してみてはいかがでしょうか?