移民を受け入れる?受け入れない?
移民を受け入れるべきか、受け入れないべきかという議論がありますよね。そして移民は、能力が高い、低いで分けて考えることができます。となると、この問題は次の4通りになります。
- 能力の高い移民→受け入れる、能力の低い移民→受け入れる
- 能力の高い移民→受け入れる、能力の低い移民→受け入れない
- 能力の高い移民→受け入れない、能力の低い移民→受け入れる
- 能力の高い移民→受け入れない、能力の低い移民→受け入れない
私自身はこの中で、能力の高い移民→受け入れる、能力の低い移民→受け入れないというのが、ベストな選択であると考えます。
能力の高い移民→受け入れる
これについては、能力が高い移民を積極的に受け入れよう!というよりも、能力が高い人にとって、魅力的な都市、国を目指そう!という考えです。例えば所得税がそこまで高くないこととであったり、教育水準が高いことであったり、多様な文化を自然と受け入れられる土壌が整っていたりということ。もちろん、英語も当然に使える。こういう環境がしっかりと整っていれば、最初のうちはある程度アピールが必要でしょうが、あとは自然と能力の高い人たちが集まってくるのではないでしょうか?結果として、移民にとっても、魅力的な街になるというわけです。
能力の高い移民が集まれば、そこに雇用が生まれます。国全体の発展に貢献してくれるというわけです。
能力の低い→受け入れない
対して、能力の低い(といっては失礼ですが)移民の受け入れについては、私は非常にネガティブです。今でも、仕事がないといっている日本人は山ほどいます。それは地方に済んでいるからであったり、子育てでまとまった時間の仕事ができないからであったり、年老いて肉体労働はきついからであったり、様々でしょう。でも、労働力は十分ではなくても提供できるわけです。であれば、そこを移民に頼るのではなく、今ある日本の人的リソースを積極活用するほうが先ではないでしょうか?介護、看護のなり手がいない!だから移民が必要なんだ!というのは、口で言うのは簡単です。でも、実際に雇うとなれば、そこには言葉の壁をはじめとした、様々な弊害が存在します。そこを必死に克服して、移民を受けいれるよりは、仕事のイメージを改善するとか、給与をあげるとか、時短勤務を導入するといった努力をして今、仕事を探している日本人が働きやすい環境を作っていく努力をするほうが、より日本のためになるのではないでしょうか?
まとめ
移民の問題は、今後何年にもわたって議論されることでしょう。自分の考えをしっかりと持ちたいものですね。
では、またあした!
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