do-log

子どもがいるから、自由に生きる。

個人タクシーはすべての経費が自分持ち

この前、タクシーに乗った際に聞いた話がちょっと面白かったのでご紹介です。個人タクシーと法人タクシーの比較です。

個人タクシー:売り上げはすべて全部自分のもの。当然ですよね。もちろん、経費も全部自分持ちです。すべての責任がすべて自分自身に返ってくるということなのです。

法人タクシー:売り上げの60%(最大の場合。売り上げによって割合は下がるとか)が自分のものに。どんなに頑張っても100%が自分のものになるわけではありません。しかも、あくまで歩合のため、基本給のような概念はありません。ただし、経費は会社が持ってくれます。

 法人タクシーの運転手さんに話を聞いた訳ですが、その方は独立する(個人タクシーでやっていく)つもりはないそうです。確かにこの話を聞くと、個人タクシーにそれほど旨味を感じません。 

 今の時代、問題になるのはガソリン代などの燃料費ですよね。ここが高止まり、かつ安くなる見込みがないわけで。しかも製造業と違って、たくさん原材料仕入れるから安くして!ってことも、タクシーでは出来ませんから、いつまでたってもガソリン代という変動費の負担が減らないわけです。稼いでも稼いでも、その分経費の負担も重くなる。そうなると、旨みがない。

 となるとどんな人が法人タクシーから独立するの?かといえば、組織に馴染めなかった人。というよく言われる結論になるわけです。非常に納得してしまいました。

では、またあした!

(個人タクシー、法人タクシーの給与、経費についてはあくまで一部の例かもしれません。予めご了承ください。)